日本ロングトレイル協会


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2024年03月04日

【告知】その道のプロが教える 大人のトレイル歩き旅講座2023

キャンセル待ち受付中

ロングトレイルの楽しみ方を学ぼう!

 山旅の「道」として注目されているロングトレイル。美しい景色に感動したり、地産の美味しい食べものを味わったりと、歩く楽しみはたくさんありますが、「出会いと発見」で楽しみ方を広げてみませんか?
 この講座で学び、もっとステキな山旅に出かけましょう!

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況等によっては
中止になる場合があります。あらかじめご了承ください。
 ⇒ コロナ禍におけるイベント催行等の基準(目安)

第1回 4/22(土)〜23(日)  森さんぽで春の自然観察入門(終了)

ようやく寒さが緩み始める信州の4月。トレイル歩きが気持ちよい季節の到来です。森では「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」と呼ばれる可憐な草花が咲き、あちこちから野鳥たちの美しいさえずりが聞こえます。ネイチャーガイドから春の自然の見かたを学ぶことで、この時期限定の魅力を知ることができるでしょう。終わった頃には「聞き耳ずきん」が手に入っているはず!
 ※聞き耳ずきん=昔ばなしの一つ

内容(予定):春の草花の生態解説、春の野鳥観察、さえずりで野鳥判別、他

講師:井上 基(ネイチャーガイド)
奈良県出身。大学では地学を学び、卒業後は、奈良県で県立高校理科教諭として10年勤務。在 職中の教員海外派遣をきっかけに退職し、1年間の世界の地学ポイントを巡るバックパッカーの 旅へ。帰国後長野県へ移住し、約10 年軽井沢で自然ガイドとして勤務。現在は、ガイド業の傍ら、農薬・化学肥料を使わない野菜とお米作りの農家、竹林整備活動などを行う地域活動家としても活躍中。

第2回 5/6(土)〜7(日)  歩いて食べて整えよう! 春の野草から始める薬膳トレイル(終了)

「薬膳料理って特別な食材を使って、薬くさいし、良薬は口に苦しみたいな料理でしょ?」というイメージは、大きな誤解です! 食物はすべて薬効を持っています。それを知った上で、その日の体調に合わせた食事作りをする。それが薬膳の基本です。春の野草は解毒作用を持ち、冬の間に溜まったカラダの毒素を外に排出してくれます。そこで、トレイル歩きを楽しみながら野草を発見し、料理する体験も盛り込みました。ワクワク体験を通して3千年以上の歴史を持つ薬膳の知恵に触れてみませんか?

内容(予定):薬膳の基本、食べられる野草摘みと料理体験、気功体験、他

講師:小清水 由良(国際中医薬膳師、国際医学気功師)
小諸市出身。フリーライターとして東京を拠点に雑誌、新聞などの仕事に携わる中で薬膳と気功に出会う。学校に通い国際中医薬膳師と国際医学気功師の資格を取得。小諸に居を移し、中医学が目指す延年長寿を実践するため、「ゆらさんの『薬膳の時間』」と「トータス気功倶楽部」を開く。
森山 佐紀子(ナチュラルフードコーディネーター)
小諸市出身。東京在住を経て自然体の暮らしを求めて2009年に家族でUターン。野菜料理研究家カノウユミコ氏や、小清水由良氏に師事。義父母が畑で作る大量の無農薬野菜を美味しく食べるため、2013年ナチュラルフードコーディネーターの資格を取得。更には豊かな自然の中に生える薬効豊富な草達を食べることにも視野を広げる。

第3回 11/11(土)〜12(日) ソロで楽しむ山歩き(初心者編)(終了)

大人数での登山が難しいと言われているコロナ禍の今、この機会に単独登山を楽しんでみませんか? 自分のペースで自由に歩き、素晴らしい風景と出会える単独登山には、たくさんの魅力があります。しかし、一歩間違えれば遭難などにつながるリスクも……。ソロでのリスクマネジメントや緊急時の対応を学び、登山スキルを向上させましょう!

内容(予定):道具と装備の見直し、ビバーク体験(ツエルトの張り方含む)、現在地確認方法、他

講師:杉本 晴美(日本山岳ガイド協会認定ガイド、登山・自然ガイド「山音(やまね)」主宰)
神奈川県出身。学生時代に過ごした長野の風景に魅せられ長野県信濃町に移住。田舎暮らしをしながら安全に自然を楽しむ山歩きをモットーに登山・自然ガイド、スキーガイド、自然体験活動指導などを行う。地元の妙高戸隠連山国立公園や上信越高原国立公園の山々、北アルプス、八ヶ岳を中心に、山城跡や古道なども広く案内している。

第4回 12/2(土)〜3(日)  野鳥の世界に触れるバード・トレッキング(終了)

森を歩くと聞こえる鳥の声。声は聞こえるが姿が見えず「なんの鳥だったんだろう?」で終わっていませんか? この講座では鳥の探し方・見つけ方のちょっとしたコツに始まり、見分け方や鳥たちの暮らしなどを楽しみながら学んでいきます。葉が落ちた秋の森で、野鳥の姿を探してみましょう! バードウォッチングの経験が無くても大丈夫です。

内容(予定):鳥の見つけ方・探し方、種類の見分け方、不思議な暮らし、他

講師:中村 匡男(自然写真家)
兵庫県出身。信州・戸隠を主なフィールドとして、野の花や野鳥の写真を中心に撮影している。編著書は『花のおもしろフィールド図鑑(春・夏・秋)』、『草花のふしぎ世界探検』などがある。また、人と自然がやさしくつながるイベントやツアーなども行っている。

第5回 3/2(土)〜3(日)  野生動物の痕跡を探すアニマルトラッキング

(終了)

森で野生動物を目撃する機会は少ないけれど、残した痕跡はアチコチに。そのサインから動物たちの暮らしや知られざる生存戦略が見えてきます。プロのガイドと森やケモノ道を歩きながら、自然の見方を変えてしまいましょう! 骨や皮となってしまった動物たちもたくさん登場! これからネイチャーガイドを目指す人にもオススメです。

内容(予定):アニマルトラッキングとフィールドサインの見つけ方、動物の体の秘密、他

講師:杉山 隆(OctoberDeer代表、ネイチャーガイド)
埼玉県出身。国際自然環境アウトドア専門学校卒業後、長野県内の自然学校勤務ののち、フリーランスのガイドやファシリテーター、講師などで活躍。生き物が好きで特に哺乳類が好き。キノコ、山菜、ジビエなど森を食べるのも好き。クモ、ケムシ、フン、骨など、人があまり好ではないものが好きで、それらの魅力を伝えたいと思っている。

第6回 2023年3/23(土)〜24(日)  いざ攻城! 兵(つわもの)たちの思いを巡らす山城トレイル

戦国の山城。それは立派な石垣や天守があるわけではなく、ただの土で作られた戦場の砦。しかしそこには敵の攻撃を防ぐために考え抜かれた防御システムが存在していました! 自然の地形を利用した山城の魅力を辿ることで、地域の山やかつての古道を深く知ることにもつながるでしょう。これまで長野県を中心に1,200以上の山城を歩いた講師と一緒に探訪すれば、まさかの戦国時代にタイムトリップも!?

内容(予定):中世の山城の基礎知識と当時の歴史背景、縄張図の見方や現地の城跡めぐり、他

講師:森垣 良広(中世山城ブログ「らんまる攻城戦記」管理人)
長野県出身。長野県の中世城館研究の第一人者である宮坂武男氏の著書『図解山城探訪』に衝撃を受け、2009年から会社勤めの傍ら長野県の山城を巡りブログ連載開始。現在までに843の記事を掲載。TwitterなどのSNSも活用し希望者の現地アテンドも実施。2020年開催された「全国山城サミット上田・坂城大会」ではプレサミット、アフターサミットの講師を務めた。最近では上田市行政チャンネルYouTubeで現在までに5回の地元の山城の動画配信を行い、中世山城ファンの底辺拡大を実践中。

●基本情報(各回共通)
定員20名(最少催行人数8名、定員になり次第〆切)
対象20歳以上
集合1日目:13時 (解散17時頃)
2日目:9時 (解散13時頃、回によって変更あり)
参加費各回5,000円(税込)
※第2回(薬膳)は別途食材費2,000~3,000円
※別途移動費(タクシー)が発生する場合があります。

★その他、宿泊・食事を希望の方は、以下の費用が必要です。
 安藤百福センター宿泊費600円
 1日目夕食代 1,600円
 2日目朝食代  800円
費用は全て当日現金でのお支払いとなります。
会場安藤百福センターおよび浅間・八ヶ岳パノラマトレイル、他
(歩行距離は、2日間で概ね5〜10kmほど)
主催安藤百福センター
後援小諸市、NPO法人日本ロングトレイル協会
●お問い合わせ・お申し込み
 3/19まで先行抽選申込を受け付けます(複数希望の場合は3テーマまで。抽選は3/20頃)。
 以降は一般申込で先着順です(満員の場合はキャンセル待ち)。

安藤百福センター 事務局(担当:小島)
TEL:0267-24-0825  ⇒ メールフォームでのお申込はこちら
必要事項【希望回(第3テーマまで)、氏名(ふりがな)、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス】
※食事、宿泊等については申込者へ個別にご連絡いたします。


大人の歩き旅 大人の歩き旅
大人の歩き旅 大人の歩き旅
大人の歩き旅 大人の歩き旅
posted by 日本ロングトレイル協会事務局 at 10:00| 事務局通信

2024年03月02日

【告知】JAPAN TRAIL体験講習会2024

3/2 満員となりました。キャンセル待ち受付中。

〜初心者からワンステップ先を目指す〜

 日本列島を貫く山旅の道「JAPAN TRAIL」! この一部を歩く体験講習会を企画しました。
 これまで山歩きの講習会には参加してきたけれども、実践経験が少なく自信が無い方もいるはず。プロのガイドと長く歩く経験を積み、自己完結できるハイカーを目指してみませんか?
 この講習で自信をつけて、JAPAN TRAILという壮大な山旅を楽しみましょう!

●対象(3つとも該当する方):

  • 長距離を頑張って歩ける人(1日6時間程度の山道を、10s以上の荷物を背負って歩きます)
  • テント泊を経験してみたい人
  • 18歳以上

●日程および内容:

(1)4/20(日)13〜15時 事前オンライン講習

1泊2日で最低限必要な持ち物・装備、JAPAN TRAILアプリ使用方法、他 相談など
 講習後は宿題あり(道具類を自宅で使用してくる、荷物を背負って山行を行う、他)

(2) 6/8(土)8〜15時 実践1日目(車坂峠〜黒斑山〜Jバンド〜天狗温泉)

集合:7:30高峰高原ビジターセンター駐車場
約12km 7時間(休憩込)
累積標高(上り約560m/下り約1120m)
※天狗温泉でテント泊(入浴可650円)
※天候など状況によってはエスケープルートも検討

6/9(日)8〜13時 実践2日目(天狗温泉〜小諸駅)

約9.5km 5時間(休憩込)
累積標高(上りほぼ無し/下り約750m)
解散:13:00小諸駅
※高峰高原に駐車した方は、JR関東バス(小諸駅13:45→高峰高原ホテル14:21 運賃1,070円)で戻り

●定員:

12名(最少催行6名)

●講師:

杉本 晴美 (日本山岳ガイド協会認定ガイド、登山・自然ガイド「山音(やまね)」主宰)

神奈川県出身。学生時代に過ごした長野の風景に魅せられ長野県信濃町に移住。田舎暮らしをしながら安全に自然を楽しむ山歩きをモットーに登山・自然ガイド、スキーガイド、自然体験活動指導などを行う。地元の妙高戸隠連山国立公園や上信越高原国立公園の山々、北アルプス、八ヶ岳を中心に、山城跡や古道なども広く案内している。


●参加費:

12,000円(税込)+テント場利用料2,200円(1人)+各レンタル料
参加費は指定の口座に事前振込。テント場利用料、レンタル料は当日各自現金でのお支払い。

●食事:

各自で用意

●レンタル品:

テント 1〜2人用 2,000円
テント 2〜3人用 3,000円
クッカーセット(クッカー、バーナー、OD缶) 1,000円
※シュラフ、シュラフマットのレンタルはありません
※数量に限りがあります(先着順)

●その他:

荷物預かりサービスはありません。
集合場所までの送迎もありません。公共交通機関でお越しの方は、集合場所付近で前泊するなどご検討ください。
持ち物等の詳細は、申込後にご案内いたします。

●申し込み方法:

申込フォーム

または電話(0267-24-0825)で仮申込ください。振込口座を連絡します。
仮申込後、1週間以内に参加費をお振込みいただくと本申込完了となります。

本申込後のキャンセル規定:

4月20日まで参加費の30%
4月21日〜5月31日参加費の50%
6月1日〜6月6日参加費の70%
6月7日〜開催当日参加費の100%

※キャンセル料と振込手数料を差し引いた額を返金します。
※天候等の理由で中止になった場合は返金します。

●主催・後援:

主催:安藤百福センター 後援:日本ロングトレイル協会


JAPAN TRAIL体験講習会 JAPAN TRAIL体験講習会
JAPAN TRAIL体験講習会 JAPAN TRAIL体験講習会
JAPAN TRAIL体験講習会 JAPAN TRAIL体験講習会
posted by 日本ロングトレイル協会事務局 at 11:20| 事務局通信

2024年01月25日

【告知】ロングトレイルハイカー入門講座2023


 これからトレイルを歩いてみたいという初心者やスキルアップを目指すハイカーのために、入門講座を開催します。長野県内の幅広い分野で活躍する講師をお招きして、事前の計画、装備などの準備編から、天気や読図の技術、トラブル対処などの実践編まで、トレイル歩きの基本を学びます。
 第1回〜第4回は座学とトレイルの両方を体験し、第5回はテント泊を目指してステップアップしていく構成です。第6回はスノーシューを使った雪山トレイルを行います。


●日程およびテーマ

第1回 4月15日(土)〜16日(日) 歩き方と装備の基本を学ぼう(終了)

講師: 杉本 晴美 (日本山岳ガイド協会認定ガイド、登山・自然ガイド「山音(やまね)」主宰)
1日目: 座学 計画の立て方、道具・装備の選び方、ストックを使用した歩き方、他
2日目: 信濃追分駅〜離山〜軽井沢駅(約13km)

第2回 5月20日(土)〜21日(日) 地図とコンパスを使いこなそう(終了)

講師: 松浦 慎 (日本山岳ガイド協会認定ガイド、マツウラ企画主宰)
1日目: 座学 登山地図と地形図の読み方、コンパスの使い方、他
2日目: 安藤百福センター周辺トレイル(約8km)

第3回 7月8日(土)〜9日(日) 空を見て天気を判断しよう(終了)

講師: 猪熊 隆之 (株式会社ヤマテン代表取締役、気象予報士)
窪田 純 (株式会社ヤマテン社員、気象予報士)
1日目: 座学 天気図の見方、観展望気、他
2日目: 池の平湿原〜三方ヶ峰〜見晴岳(約4km)

第4回 9月2日(土)〜3日(日) もしもの時の対応を身につけよう(終了)

講師: 松尾 雅子 (信州登山案内人、中央アルプス地区山岳救助隊員)
1日目: 座学 トラブル回避方法、セルフレスキュー、他
2日目: 安藤百福センター周辺トレイル(約4km)

第5回 9月23日(土)〜24日(日) テントに泊まって縦走しよう(終了)

講師: 堀江 博幸 (アサマフィールドネットワーク代表、アウトドアプランナー)
1日目: 車坂峠〜高峰山〜湯の丸キャンプ場(テント泊)
2日目: 湯の丸キャンプ場〜烏帽子岳〜湯ノ丸山〜地蔵峠(2日間計約17km)

第6回 2024年2月3日(土)〜4日(日) スノーシューで雪のトレイルを歩こう

講師: 杉山 隆 (OctoberDeer代表、ネイチャーガイド)
1日目: 水ノ塔山(約4.5km)
2日目: 高峰山、車坂山(約4km)

●講師プロフィール

杉本 晴美 (日本山岳ガイド協会認定ガイド、登山・自然ガイド「山音(やまね)」主宰)

神奈川県出身。学生時代に過ごした長野の風景に魅せられ長野県信濃町に移住。田舎暮らしをしながら安全に自然を楽しむ山歩きをモットーに登山・自然ガイド、スキーガイド、自然体験活動指導などを行う。地元の妙高戸隠連山国立公園や上信越国立公園の山々、北アルプス、八ヶ岳を中心に、山城跡や古道なども広く案内している。


松浦 慎 (日本山岳ガイド協会認定ガイド、マツウラ企画主宰)

茨城県出身。「マツウラ企画」にて年間を通して山や自然のガイドを行う。八ヶ岳や奥秩父、北アルプスでの縦走登山をメインに、花を巡る山旅などの企画実施、地図読みやテント泊などの講習登山も行っている。2021年に東京から長野県塩尻市に拠点を移し、塩尻の里山の魅力を見つけるため、時間があれば近所の山を歩き回っている。


猪熊 隆之 (株式会社ヤマテン代表取締役、気象予報士)

新潟県出身。チョムカンリ(チベット 7,048m)登頂、エベレスト南西壁左〜西稜(7,650mまで)、剱岳北方稜線冬季全山縦走などの登攀歴がある。中央大学山岳部前監督、国立登山研修所専門調査委員。著書に『山の観天望気』、『山岳気象大全』(山と溪谷社)、『山岳気象予報士で恩返し』(三五館)など多数。


窪田 純 (株式会社ヤマテン社員、気象予報士)

山梨県出身。空や雲を見るのが好きで、小さいころから気象予報士を目指す。某民間気象会社を経て、株式会社ヤマテンに入社し、山岳気象講座や山岳雑誌の執筆などを担当。学生時代は山岳部で活動し、今は家族や友人と手軽に登れる山を楽しむ。


松尾 雅子 (信州登山案内人、中央アルプス地区山岳救助隊員)

神奈川県出身。幼少期より外遊び、冒険、キャンプ、登山が大好き。百戦練磨のアウトドア経験&日本の屋根を闊歩。「それはカッコいいか、今楽しいか。全力で取り組んだか。練習は裏切らない」を自問自答。4人の子育てを経た肝っ玉母ちゃんガイドとして、コミュニケーション能力、安全管理能力に定評がある。ニックネームは「アルプスの花」 。


堀江 博幸 (アサマフィールドネットワーク代表、アウトドアプランナー)

千葉県出身。2002年、東京での銀行員の仕事に区切りをつけ、浅間山麓に移住。2006年、プロのネイチャーガイドとして「アサマフィールドネットワーク」を立ち上げ、浅間山麓の魅力を存分に散りばめたネイチャーツアーを開催。独自のアウトドア感覚で楽しめるツアーは首都圏を中心に口コミで人気が広がり、リピーターが絶えない。近年はアウトドアや農業を切り口にしたコミュニティ作りを進めている。


杉山 隆 (OctoberDeer 代表、ネイチャーガイド)

埼玉県出身。国際自然環境アウトドア専門学校卒業後、長野県内の自然学校で事務局として働く。退職後フリーランスでガイドやファシリテーター、講師など自由気ままに務める。生き物が好きで特に哺乳類が好き。キノコ、山菜、ジビエなど森を食べるのも好き。クモ、ケムシ、フン、骨など、人があまり好きではないものが好きで、それらの魅力を伝えたいと思っている。



●基本情報(各回共通)

対 象トレイル歩きに興味のある20歳以上の方
参加費7,000円(講習代、保険代込)(第5回、第6回のみ8,000円)
講習会場安藤百福記念アウトドア アクティビティセンター(安藤百福センター)
フィールド浅間・八ヶ岳パノラマトレイル、安藤百福センター周辺、他
定 員各回20名(※最少催行人数8名)
主 催安藤百福センター
後 援小諸市、NPO法人日本ロングトレイル協会、NPO法人浅間山麓国際自然学校

●お問い合わせ・お申し込み

安藤百福センター ロングトレイルハイカー入門講座係
TEL:0267-24-0825  →メールフォームでのお申込はこちら
必要事項【希望回、氏名(ふりがな)、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス】


●新型コロナウイルス感染症対策について

センターの催行基準に従う。また、第1回〜4回について、現地開催が難しい場合、オンライン開催を検討する。目安:参加費2,000円、実質講義時間2時間。
 ⇒ コロナ禍におけるイベント催行等の基準(目安)




posted by 日本ロングトレイル協会事務局 at 16:41| 事務局通信

2023年11月23日

【告知】第1回 JAPAN TRAIL FORUM

第1回JAPAN TRAIL FORUMは盛況のうちに終了いたしました。
約300名にご参加をいただきました。ありがとうございました。
プログラムは下記の通りでした。詳細は後日掲載いたします。










日本列島の沖縄県辺戸岬から北海道の知床までの山間部を通る「山旅の道」、およそ1万キロメートルがJAPAN TRAIL構想です。亜熱帯から亜寒帯まで続く国土の多様な自然と歴史・文化を体感し、このロングトレイル(Long Distance Trail)の一端に立てば「日本が見えてくる=Hiking Nippon」をコンセプトにしています。JAPAN TRAILが未来へ続く道として広く内外に発信し、多くの人々に共感いただくことがこのFORUMの目的です。みなさまのご参加をお待ちしています。
 
⇒印刷用ちらし(PDF)

期日
2023年11月21日(火)13:00〜18:00
会場池袋サンシャインシティ コンベンションホールC
主催特定非営利活動法人日本ロングトレイル協会
共催公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団
後援
環境省 観光庁 林野庁 (公社)日本山岳会
特別協賛ミズノ株式会社
定員300名(先着・事前申込)
参加費無料

● プログラム(案) ※敬称略、タイトルは仮

(1)挨拶 安藤 宏基 安藤宏基

(安藤スポーツ・食文化振興財団理事長、日清食品ホールディングス(株)代表取締役社長・CEO、日本ロングトレイル協会名誉会長)



(2)特別講演「宇宙から見た日本の山と川(仮)」

野口聡一

野口 聡一(宇宙飛行士、東京大学特任教授)

1991年
(株)IHI研究開発部勤務
1996年
宇宙飛行士に選抜、米国NASAにて宇宙飛行士訓練開始
2005年
スペースシャトルに搭乗し日本人初のISSでの船外活動
2009年
日本人初のソユーズ宇宙船TMA-17船長補佐、ISS滞在
2014年
国際NGO法人「世界宇宙飛行士会議」会長就任
2020年
米国人以外で初めてSpaceXクルードラゴン宇宙船に搭乗
2022年
世界で初めて「3種類の宇宙帰還を達成した宇宙飛行士」としてギネス世界記録に認定。
国際NPO「Genius 100」財団が選出する「世界の100人」に選出される。
「宇宙からのショパン生演奏」でYouTube Creator Award受賞、ベスト・ファーザー イエローリボン賞受賞。
 ⇒ 詳細はこちら

(3)講演「JAPAN TRAILから見える風景(仮)」

中村達

中村 達(日本ロングトレイル協会代表理事、安藤百福センター センター長)

公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団理事、国際自然環境アウトドア専門学校顧問ほか。生活に密着したネーチャーライフを提案している。著書に『アウトドアビジネスへの提言』『アウトドアズがライフスタイルになる日』など。スワットヒマラヤ マナリアン初踏査、カラコルム・ラトックII峰、I峰登攀隊など海外登山・ハイキング多数。


(4)講演An Overview of the World Trails Network and some common issues
   (逐次通訳あり) Sarah Adams

Sarah Adams(サラ アダムス)(Regional Manager - Georgia & Nantahala Appalachian Trail Conservancy)

 山梨県生まれ。アパラチアン・トレイルの南終点近くのジョージア州ダロネガで育つ。イェール大学で、共同管理システムのためにA.T.をモデルにした日本の信越トレイルとA.T.の関連を研究。2021年からアパラチアン・トレイル・コンサーバンシーでジョージア & ナンタハラ地区の地域マネージャー。ボランティア・クラブや連邦政府機関と密接に協力して、地域の様々なトレイル・ワーク・プロジェクト、教育プログラム、その他の共有トレイル・スチュワードシップの分野で活動している。


(5)講演国立公園とロングトレイルが地域や来訪者にもたらす価値と可能性

水谷努 水谷 努環境省自然環境局国立公園課 国立公園利用推進室長

 2000年環境庁入庁。自然環境局、大臣官房、廃棄物・リサイクル対策部、地球環境局等に勤務したほか、外務省在ジュネーブ国際機関日本政府代表部、横浜市、原子力規制庁に出向。2022年7月から環境再生・資源循環局リサイクル推進室長を務め、2023年7月から現職。


(6)講演「サステナブルツーリズムとロングトレイル(仮)」

奥田青州

奥田 青州(観光庁観光地域振興部観光資源課自然資源活用推進室長)

 三重県紀北町出身。2005年、環境省入省。
釧路自然環境事務所や屋久島自然保護官事務所では自然保護官として世界自然遺産や国立公園の管理に携わる。
その後、復興庁、生物多様性条約事務局(カナダ・モントリオール)、外務省、環境省希少種保全推進室、生物多様性戦略推進室などを経て、2023年6月より現職。
趣味は、登山(沢登り・山スキー)、自転車、カヤック、読書。


(7)トークセッション「山岳のプロが見るJAPAN TRAILの可能性(仮)」

近藤謙司 近藤 謙司(国際山岳ガイド)

 高校時代より国際山岳ガイドの故・根岸知氏に従事。登山家・医学博士である今井通子オフィスに5年間在籍。山岳ガイドの仕事をベースに、講演・出演・執筆・教育活動、自然や山岳スポーツを対象としたイベント企画・運営・ 番組 コーディネート等を手がける。ごく一般の人々を極限の自然へ案内する事に喜びを感じ、夢を実現化させる登頂請負人。中高等学校教員資格も持ち、専門学校・カルチャースクールなどで 山の安全管理 、ガイド技術、山岳気象学や地形学などの講義をしている。
日本人では数少ない国際山岳ガイドの資格を最年少で取得。 98年冒険と山岳ガイドの旅行会社アドベンチャーガイズを設立。


田中陽希 田中 陽希(プロアドベンチャーレーサー)

 1983年6月埼玉県生まれ。6歳の時に北海道富良野市麓郷に移住。一年の大部分を雪と共に過ごし、大学までクロスカントリースキーに没頭する。大学卒業後、体育教員を目指す傍らアドベンチャーレースと出会い、冒険へと人生の方向転換を図る。プロアドベンチャーレースチーム『Team EAST WIND』のキャプテンとして活動中。国際レースでの最高位は、2位(2012、2013、2016、2022)。チームの目標は最も過酷な国際レースでの優勝。2018年1月から、百名山、二百名山、三百名山の計301座を人力のみで繋ぎあわせる集大成のプロジェクト「日本3百名山ひと筆書き〜Great Traverse3〜」を2021年8月2日に完遂させた。


(8)パネルディスカッション「ロングトレイルで楽しむ旅の演出(仮)」

安仁屋円香 安仁屋 円香(『ランドネ』編集長)

 アウトドアショップ店員、尾瀬の自然ガイドを経験したのち、2011年ランドネ編集部に仲間入り。
登山歴は15年。山頂を目指すだけではない山の楽しみ方を、ランドネを制作するなかで知り、いまではふもとの町ですごす時間を充実させた”旅要素が多めな山旅”が定番に。下山後の温泉やお土産探し、歩きながら交わす仲間との会話も、山旅に欠かせない要素。


Lucas B.B. ルーカスB.B.(『PAPERSKY』編集長)

 Lucas B.B. (クリエイティブ・ディレクター/編集者)
アメリカ出身。1993年、カリフォルニア大学卒業後、来日。1996年、(有)ニーハイメディア・ジャパンを設立し、日英バイリンガルのカルチャー誌『TOKION』を発行。2002年よりトラベル・ライフスタイル誌『PAPERSKY』を発行しながら、他メディアのクリエイティブも行っている。また、日本再発見のツアー企画「PAPERSKY tour de Nippon」のプロデュースや、3ヶ国語対応のウェブメディア「PAPERSKY Japan Stories」 では、自身の経験を活かして日本の魅力も発信している。https://papersky.jp/


若菜晃子 若菜 晃子(編集者・文筆業)

 山と溪谷社にて『山と溪谷』副編集長などを担当。退社後、自然や山岳、旅の雑誌・書籍を編集、執筆。主な著書に『東京近郊ミニハイク』『東京周辺ヒルトップ散歩』『徒歩旅行』『地元菓子』『石井桃子のことば』『東京甘味食堂』『街と山のあいだ』『旅の断片』『途上の旅』『岩波少年文庫のあゆみ』など。小冊子『murren』編集・発行人。


木村宏 コーディネーター 木村 宏(北海道大学教授)

 ホテル・リゾート開発企業に勤務ののち、長野県に移住。自らの宿泊施設経営を経て日本版DMOの先駆け「信州いいやま観光局」を運営。観光関連施設の運営、着地型旅行商品の開発などのまちづくり事業を推進。森林保全活動をきっかけに、日本のロングトレイルの父、加藤則芳に出会い「信越トレイル」の整備、事業化に取り組む。現在大学教員の傍ら日本のロングトレイルの普及活動を展開する。NPO法人日本ロングトレイル協会常務理事。


(9)ショートプレゼンテーション(加盟トレイル)

節田重節 (10)挨拶  節田 重節

(日本ロングトレイル協会会長、明治大学山岳部OB、元日本山岳会副会長)


● 会場内に展示ブースあり

 加盟トレイル、関係団体、他



● お問合わせ

 日本ロングトレイル協会事務局(安藤百福センター内)
 ⇒ メールフォームでのお問い合わせはこちら
 TEL 0267-24-0811

posted by 日本ロングトレイル協会事務局 at 20:51| 事務局通信

2023年10月25日

【訃報】小川 隆 氏 逝去のお知らせ

比良比叡トレイル協議会事務局長の小川隆氏が、8月17日にご逝去されました。享年84歳。
謹んでお悔やみ申しあげます。
posted by 日本ロングトレイル協会事務局 at 15:41| 事務局通信

広島湾岸トレイル:HWTC研修&交流会@十種ヶ峰

HWT圏外(広島県外)に遠征し、HWTC会員の交流と個人のスキルアップを図る山行を開催します。
美しい自然、景色と登山体験ができます。見どころは冬の景色や雪化粧した山々が特に印象的です。雄大な景色や冬ならではの雰囲気を楽しむことができます。
安全登山を勉強しながら一緒に登りましょう。(服装、装備品、地図読み、コンパスの使い方、ロープワーク、登山計画、その他、実践を交えて勉強します。)

右向き三角1開催日:2023年12月3日(日)(歩行:約5.5Km:約4.5時間)休憩を含む
※山行の実施可否判断は前日19時の天気予報にて行います。

右向き三角1定員:20名

右向き三角1ご厚意(参加費):1,000円
※保険料、資料代(交通費を除く)
※会員以外の方は入会手続きが必要:年会費1,000円

右向き三角1集合場所:7:00  JR広島駅北口集合(7:15 JR五日市駅集合)
十種ヶ峰の山容
山頂/山頂からの眺望1
山頂/山頂からの眺望2

右向き三角1行程 7:00 JR広島駅北口(集合・出発) 9:30 神角八幡宮P到着 9:50 山行開始 11:45 十種ヶ峰山頂到着(昼食) 14:00 下山完了 17:00 JR広島駅到着予定

●詳細・お問い合わせ
広島湾岸トレイル協議会
http://hiroshima-wangantrail.jp/
posted by 日本ロングトレイル協会事務局 at 13:13| 事務局通信

2023年08月17日

JAPAN TRAIL南の起終点道標を設置

JAPAN TRAIL 南の起終点道標(沖縄・辺戸岬)の設置と除幕式が、8月10日に行われました。


JAPAN TRAIL
posted by 日本ロングトレイル協会事務局 at 11:08| 事務局通信
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